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インド滞在記 by kawasaki
2006年12月末〜

最新2007年2月

年末日記
 
  昨 日で日印の文化交流の催しが終わり舞踊と三味線の面々が帰っていった。日本はクリスマスや正月前でさぞかし多忙の中こんな遠い所まで足を伸ばしてくれて感謝します。
 私はマネージャを授けられて舞台の上で皆と一緒に汗をかきかき、おまけに恥もかきかき踊りもした。
 とくにハイスクールで1300人の前で踊った時の感動はとても印象的で何時までも忘れない。

 そしてあの素晴らしい宮殿のchowmahallah palaceの正面で踊れた事は私の生涯の思い出です。関係者に心から感謝したい。

あの爆発的な拍手やサイン攻めはまるで芸能人さながらのショウだった、子供と言え将来インドを背負っていく子供だ。
精一杯に印象良くしておこう。

 反日感情の多感な国もあるというのに無名の我々にこれだけの熱い思いと期待をかけてもらえたことに心から感謝し全スケジュール が終わった。


2007年正月
 始めてインドで正月をした。

 一人で侘しく他国でする正月なんていやだナーと思っていた。
 年末はそんなに大掃除や新年の準備やあわただしさも無く比較的何時もと変わらぬ大歳だった。
 カウントダウンと共に街中が騒然としてきた。2007年の幕開けが来ると街中が爆竹でわれんばかりの騒音だ。

 商店は看板が増えペンキも塗り替えられたりイルミネーションが華々しく、夜早く閉じていた商店も皆灯りをつけて客を待つている。

 人々は道路に次第に増えhappy new yearと手と手を叩きあって新年を喜びあう。そして新しい年は自分達にきっと幸運を運んできてくれるに違いない事を確信するかの様だ。世界中どこにでも見かけるお祝いの瞬間だ。

道路に人の流れが時間と共に増し、四方から鳴り響く爆竹の音と、食べたり飲んだりしながら雑談に興じる人たち、そして往来するバイクや車のクラクションの音、夜空を照らす色々な光の中に人達の熱気や道路の埃がインドの行く末を期待するかのように天に向かって舞い上がるのが薄明かりの中に見えた。

日本は紅白見て除夜の鐘を静かに聴くうちに新年を迎える。
皆[おめでとう]と新年の門出を祝って神社や仏閣を詣でするのが一般的だ。

翌日元旦はアメリカ人家族とピクニックに出かけた。
天気も晴れ晴れしく1台の車に2家族と私と10人乗って1時間くらい先のshamirpetという大きな湖に行った。

この辺は樹木はとても少なく石の山と[人工湖」だろうけど自然が雄大だ。
この風景はこの地域の特徴でもある。

暑い日照りの中我慢しながらスケッチを始めた、麦藁帽子が欲しい。
30度くらいあったろうか、一人なら裸になって首まで水に浸
かりたかったが幸いに湿度が無いので我慢も出来た。

皆と一緒にサンセットの美しい光景を見ながら最後の1枚描いた。日本の今日の朝日はどうだったかな・・・
夜道を1時間かけて部屋に帰った。日本はもう0時になる。
あっけない私の正月が終わった。

多少日焼けした体をシャワーして眠りに入った。
明日から普段と変わらぬ暮らしが又始まるんだ。

2007年2月

インドとゴミについて    2月6日
ハイデラバードに来て早7ヶ月が過ぎてしまい今思えばとても早く感じます。
きた当初は随分蟻に悩まされました、しばらく対峙はしたものの、殺虫剤か何か別の方法で戦おうかと考えたがとてもあの勢力には勝てそうも無く結局和解の道を選んだのもついこの間のようだ。
 
そして今度はゴミの問題だ、何故か私は人が目を背ける物にばかり話題を広げているようだ。このインドの人達は環境問題に対してまだまだ認識の低さが目だつように思います。
 
2002年の大統領のある場所での講演内容がインターネットに載っていた。「国民の皆さん一人ひとりが一丸になって美しいインドを作ろう」と力強いメッセージが書いてあった。
物心両面での意味ではあるがとても含蓄があった。
10億以上も人口を抱えているとリーダーの思い、国策を底辺層まで浸透させることは神業に近いのか?美しいインドはおろか面従復配にすら見える。
 
自分の出すゴミは自分で持ち帰るような良識層もたくさん出逢った。
一部の国民はゴミや汚物を川や道端に平気で捨てるし何の悪びれも無い。道端には人の寝姿やゴミが散乱し悪路での水溜りや、痰や唾を吐く人、喫煙者の空き箱、吸いがらゴミ、そして多くの人間の生きている熱気でむんむんし、ゴミのない処を歩こうと思えば道路の真ん中を危険を冒して歩くしかない。ゴミの色まで町の喧騒に一役買っているようだ。
 
この国の人口の多さ、そしてお国事情も考え合わしても無理からぬことでもあるが心が痛む問題だ。
このインドにも多くの河川や美しい湖がたくさんありますが私の見た範囲内の70パーセントはゴミで悪臭を放ち水も汚い。
そんなところにイノブタのような動物が汚い河川に足半分泥に埋まりながら中へ口を突っ込んで何かを食べている。
 
しかしそこは整備された美しい花壇や緑多き公園で自然を満喫し散歩を楽しんでいる多くの老若男女や子供連れで週末、日曜日、ウイークデーの夕方など大変賑わう。
その市民の利用者達がこの臭いをどの様に受け止めているのか聞いてみたくなる。個人的には清潔好きで身を飾るに余念が無い。しかしそんな好青年でもゴミは何悪びれもなく道に捨てる、矛盾もはなはだしい。
 
何時もこんなこと考えながらインドに住んでると、いつの間にか思いはインドビイキになり、せめて帰るまでに英訳した文をこちらの有識者に渡して帰国しょうと思いました。せめて私が出来ることは、接する人たちに少しでも多くこの思いを伝えたい。そして輝かしい未来のインドのためにも、さらに近未来に来るであろう先進国インドのためにも。